乳がんの原因になる牛乳の害まとめ
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牛乳はカルシウムをはじめ、栄養が豊富なので一般的には体にいいといわれていますね。
でも、一方では牛乳は乳がんの原因になるといわれていて、他にもいろんな害があることで有名です。
それはなぜなのでしょうか。
そんな牛乳の害についてまとめてみました。
牛乳が乳がんの原因になるのはなぜ?
牛乳は乳がんの原因になる可能性があるという研究結果があります。
乳がんに限らず、性ホルモン系のがん全般(前立腺がん、卵巣がん)のリスクが高まります。
なぜ乳がんをはじめ性ホルモン系のがんのリスクが高まるのかというと、畜産での乳牛は牛乳を出すために常に妊娠出産を繰り返しています。
妊娠中にも牛乳を搾られています。
そのため、牛乳には女性ホルモンが多く含まれ、他にもがんの原因となる抗生物質を投与されていたり、過酸化脂質が含まれています。
それが乳がんなどの性ホルモン系のがんのリスクが高まる原因だとされています。
骨粗しょう症の原因
牛乳にはカルシウムが多く含まれているため、成長に欠かせないとか、骨粗しょう症予防によいからと、子どもやお年寄りにはしっかりと摂取するように言われますよね。
でも実は牛乳は飲めば飲むほど骨が弱くなるので、骨粗しょう症予防どころか骨粗しょう症を招いてしまうのです。
なぜ牛乳を飲むと骨が弱くなるかというと、牛乳に含まれているリンは体外にカルシウムを排出する性質があります。
なので、そのリンが骨の中のカルシウムを溶かしてしまうのです。
学校給食では毎日200mlもの牛乳が出ますが、逆効果だということです。
乳糖不耐症
日本人は特に牛乳が合わない人が多いのです。
日本人の乳糖不耐症は75%だと言われています。
牛乳を飲むと下痢の症状が出やすいのです。
日本人は古来から牛乳を飲む習慣がなかったので、乳糖を分解する酵素が出ず、こういった症状が起こってくるのです。
カルシウムを摂ろうと牛乳を飲めば飲むほどよくありません。
アレルギーを引き起こす
牛乳の蛋白であるカゼインは粒子が小さいため、腸の機能が弱っていると、腸壁を通って血液の中に入ります。
異質のタンパク質を取り入れたことによってアレルギー反応が起こるのです。
よくアレルギーは腸内環境を整えると治るといわれていますが、腸が弱っているとアレルギーになりやすいということですね。
牛乳の飲みすぎは寿命が短くなる
スウェーデンの研究で、牛乳の摂取量が多い人は少ない人に比べて寿命が短くなるというデータが発表されました。
ただし、牛乳を一日に3杯以上飲んだ人が寿命が短いという結果ですが、少なくとも、体にすごくいい飲み物ではないということがわかりますね。
これはスウェーデン人に対する研究データですから、牛乳が体に合わない人が多い日本人の場合だとまた違った結果が出るかもしれませんね。
まとめ
牛乳については賛否両論ありますが、日本人に合わない飲み物であるというのは間違いありません。
さらに、牛乳は牛の赤ちゃんが成長するための乳であり、短期間であれだけ大きく育つ牛が飲むものですから、人間にとっては不自然な飲み物です。
その不自然さが、がんなどの病気を発症させたりする原因なのでしょう。
ただ、牛乳と乳がんは因果関係は明らかになっていないとも言われています。
確かに乳がんなどの原因は他にも考えられますし、牛乳だけが原因というわけではありません。
でも、因果関係が明らかになっていないとはいえ、その可能性があるのであれば、積極的に飲むものではないといえるでしょう。
牛乳を全く排除するのは難しいですが、牛乳の害を知っているのと知っていないのとでは大違いです。
乳糖不耐症だと思われる人や、胃腸が弱い人などは確実に牛乳が体には合っていないということですから、あまり飲まないほうがよいでしょう。