セシウム内部被曝を予防する食事法
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3.11の原発事故以来、関東地方の方は特にセシウム内部被曝が気になるという方は多いと思います。
今も放射能が漏れ続けている福島の原発のことを考えると、その周辺で採れる食品は今もずっと危険なままのものが多いのです。
放射能は目に見えるものではないので、知らないうちにセシウムを摂取してしまっている可能性もあります。
セシウム内部被曝を予防するのは、セシウムが入った食品を食べないことですが、今の日本では難しいことです。
特に関東地方にお住まいの方は避けるのは本当に困難だと思います。
でも体内に入ってしまったセシウムを排出しやすい食事法があるのです。
そんなセシウム内部被曝を予防する食事法についてまとめてみました。
少しでもセシウム内部被曝を排出しやすい食事法で不安を解消しましょう。
セシウム内部被曝を予防する食事とは?
放射性セシウムはカリウムに性質が似ているため体内に取り込まれやすいという特性があります。
カリウムは体内で必要量に達すると取りすぎたカリウムは排泄されます。
ですから、カリウムを積極的に摂って常に必要量を満たしておけば、放射性セシウムの吸収を防げます。
上手にカリウムを取り入れましょう
放射性セシウムの吸収を防ぐため、カリウムを積極的に摂るということが大切です。
そのためには、カリウムを含む食品を摂ることと、カリウムを失いにくい調理法、カリウムを排泄しやすい食品を避けるというポイントが大切になります。
カリウムが多い食品として、バナナ、昆布、アボカド、豆味噌、パセリ、ほうれん草、納豆、きゅうり、里芋、にんにく、さつまいも、大豆、小豆、切り干し大根などがあります。
これらの食品を積極的に食事に取り入れることが大切です。
特に生野菜、果物には多く含まれています。ただし、腎臓病などでカリウムの制限がある方は注意が必要です。
また、カリウムを排泄しやすい食品は、塩、コーヒー、アルコール、甘いものです。
できるだけこれらは避けたいですね。
また、カリウムの吸収は空腹時が一番よいようです。
朝一番にバナナやアボカドのサラダなどを食べるとよさそうですね。
また、カリウムが多く含まれた生野菜のサラダを食事の最初に食べると空腹のうちにカリウムが効率的に取り込むことができるのでおすすめです。
ペクチンは放射性物質を排泄する
リンゴやレモン、オレンジ、すもも、いちご、スイカ、ニンジンなどに多く含まれているペクチンには放射性物質を排泄する働きがあります。
特にリンゴペクチンはチェルノブイリでも使用されているほどです。
焼きリンゴにすると吸収率がよいと言われています。
おやつに焼きリンゴなどを取り入れるのもよさそうですね。
ただし、その場合はリンゴは放射能汚染されていないものを使いましょう。
腸内環境を整える
放射性物質が体内に長くあるほど、体内で放射能を浴びる機会が多くなってしまいます。
便秘になるとその分、長く腸内で放射能を出し続けることになります。
ですから、腸内に便をためないようにすることが重要です。
食事の際に乳酸菌などをしっかりと摂り、老廃物を溜め込まないようにしましょう。
特に漬物や甘酒、ヨーグルトなどの乳酸菌、食物繊維をしっかりと摂って腸内環境を整えておくことで放射能の影響は少なくなります。
まとめ
セシウム内部被曝は普段の食事である程度防ぐことができます。
もちろん、食材を選ぶ時に放射能汚染の可能性が少ないものを選ぶことは大事ですが、それだけでは完全に防ぐことは難しいです。
予防できるあらゆる手段を使って、セシウム内部被曝を防ぎましょう。