おすすめできる無農薬玄米の選び方
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健康に気遣って玄米を食べる人が少しずつ増えてきています。
酵素玄米なども芸能人を中心に流行っていますね。
でも、玄米選びを間違えると逆効果になるのはご存知ですか?
玄米ご飯を食べるなら無農薬玄米でいいんでしょ?と思われる人は多いと思います。
しかし、玄米は無農薬であることはもちろん、まだ大事なポイントがあるのです。
そんなおすすめできる無農薬玄米の選び方をまとめてみました。
無農薬玄米だから安心とは限らない
玄米はもみを取っただけの状態で、胚芽がついています。
この胚芽には栄養もありますが、農薬や化学肥料などの毒も溜め込んでいるところです。
そのため、玄米で食べる場合は無農薬でしかも無化学肥料であることが大切です。
それは玄米を選ぶ上ではほとんどの人が知っているポイントですよね。
でもまだまだ無農薬玄米を選ぶポイントはあるのです。
次の段階で玄米は発芽させないと、発芽毒というものがあるのをご存知でしょうか。
健康に詳しい方は知っておられると思います。
今は発芽玄米というものが商品として売られていますね。
玄米を発芽させることで栄養面もさらにパワーアップします。
それプラス、発芽をさせることで発芽抑制因子がなくなります。
この発芽抑制因子は不妊やガン、免疫の低下などを引き起こします。
発芽させることによって発芽毒がなくなるため、発芽させることは重要なポイントです。
玄米を発芽させずに食べることは体によくないのです。
玄米は発芽させるのがおすすめです。
発芽しない玄米がある?!
では、発芽させるために水に24時間以上浸けて発芽させておけば安心なのですが、実は、市販の玄米はほとんど発芽しないのです。
なぜかというと、昔はお米の収穫後、天日に干して乾燥させていましたが、今は乾燥機で高温乾燥させているのです。
ですから米が死んでしまっているのです。
加熱で死んだ米を発芽させようと思っても発芽するわけがありません。
ですから、水に何時間浸けても発芽しないということが起こってくるわけです。
するとやはり、発芽しない玄米を食べると発芽毒が体内に入ります。
これでは、せっかく高いお金を出して無農薬玄米を買っても意味がないどころか余計に体に悪いということになりかねません。
もちろん、発芽毒以外の部分で栄養が白米よりも豊富なのでメリットは多少あるかもしれませんが、やはり、発芽毒は摂らないに越したことはありません。
残留農薬に注意
無農薬玄米だから農薬はゼロと思われるかもしれません。
でも、隣の田んぼで農薬を撒いていたとしたら?
その農薬が飛んできて農薬がかかっているかもしれません。
無農薬玄米は残留農薬の検査をしない場合が多いため、こういった隣の田んぼからの農薬が残っている場合があるのです。
ですから、無農薬玄米を選ぶ時には、念のため、残留農薬検査が行われたものを購入することをおすすめします。
有機栽培に注意
有機栽培や無農薬と謳った商品でも有機JAS規格で認められている農薬や肥料を使っている場合もあります。
その点もきちんと把握している信用ができるお米屋さんで買うのがおすすめです。
無農薬玄米の選び方 まとめ
玄米はとても体にいいものです。
しかし、選び方を間違っては逆効果だということを知っておきましょう。
私がおすすめする無農薬玄米の選び方のポイントをおさらいしておきましょう。
天日乾燥をした無農薬玄米を選ぶ。
残留農薬検査をしたものを選ぶ。
有機栽培と書かれている場合は、使った農薬などがきちんとわかるお店で購入する。
実際に買ったお米を、20粒くらいを数日かけてどれくらいの確率で発芽するか確認してみるのもおすすめです。
天日乾燥や低温で乾燥させた完全無農薬玄米を発芽させたものを食べることで初めて玄米の栄養を余すことなく摂取できます。
私のおすすめの食べ方は無農薬玄米を発芽させて、それを土鍋で時間をかけて小豆と一緒に炊いたものを炊飯器の保温モードで3日間寝かせた酵素玄米です。
すべてにおいて時間がかかるので、月に数回しかしませんが、このひと手間で栄養たっぷりです。
しかも3日間寝かせることでとても柔らかくなっているので玄米が苦手な家族にもばれないのでゆるく続いています。
無農薬玄米、正しく選んでしっかり栄養をいただきましょう。