トクホ表示に騙されないで!危険がいっぱい
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最近、トクホと表示されたものが多くなってきましたね。
トクホだから体にいいとか安全という認識をしている人はまだまだ多いのではないでしょうか。
しかし、トクホの商品で健康被害を及ぼす可能性があるとして取り消しになった危険な商品があるのはご存知でしょうか。
そんなトクホ商品の危険性についてまとめてみました。
トクホって?
トクホの正式名称は特定保健用食品です。
名前だけ聞くと、それを摂取することで健康になれるというイメージですよね。
しかもマークには厚生労働省が認可とも書かれています。
厚生労働省認可ということは国が認めているということです。
国からお墨付きがついているということで安心だと思い込んで、トクホばかり買っているという人も多いのではないでしょうか。
トクホとは、「からだの生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品で、血圧、血中のコレステロールなどを正常に保つことを助けたり、おなかの調子を整えたりするの
に役立つ、などの特定の保健の用途に資する旨を表示するもの」と消費者庁が言っています。
言葉だけ聞くと、トクホは健康を維持したり、体調を整えるのにうってつけの商品ということになりますね。
しかし、トクホの商品を審査している消費者庁で、実際にトクホの有効性や安全性を確認しているのは「独立行政法人国立健康栄養研究所」か「登録試験機関」です。
これらは厚生労働省OBの天下り先なのです。
政治家の天下りが絡んでくるときな臭いですね。
政治家は昔からお金が大好きですから・・・。
要はある程度の効果を示した実験結果を出してさらにお金を積めば認可は簡単だという噂もあるようです。
実験も効果の出やすい人を選んで実験しているという話もあり、実際にはその効果もどれほどのものか怪しいようです。
海外では販売中止になったものが今も日本では売られている!?
日本で発がん性があることがわかりトクホが取り消された商品で有名なのはエコナクッキングオイルです。
体脂肪がつきにくい油として約10年も売り続けた商品ですが、そのエコナに高濃度の発ガン物質が含まれているということで騒然となりました。
体脂肪を気にするあまりガンの危険性にさらされるなどありえませんね。
エコナは販売中止になりましたが、現在、海外では販売中止になっているトクホ商品が日本で売られているのです。
高濃度茶カテキンの商品はカナダではサプリメントによる肝障害が起きたり、イタリアでは肝障害と高濃度茶カテキンに関する肝障害の研究により、因果関係があることがわかりました。
アメリカでは高濃度茶カテキンの商品は注意書き付きで販売しているというほどの危険なものです。
その高濃度茶カテキン入りのお茶1本で許容範囲を超えるということがわかっています。
それでも厚生労働省は規制することなく、許可し続けています。
また、高濃度茶カテキン茶には発がん性物質も含まれています。
これを危険と認識できない厚労省はおかしいですね。
いや、危険と認識していながら、取り消ししていないというのが本当のところかもしれません。
高濃度茶カテキン茶には脂肪燃焼効果があるとされ、CMでもひっきりなしに脂肪燃焼効果を大げさにアピールしていますね。
それを真に受けて飲み続けていると脂肪燃焼どころか、肝障害やガンになってしまう危険性も・・・。
トクホだからといって安心しないで!!
他にもトクホの商品はたくさんあります。
糖分たっぷりののむヨーグルトや添加物や人工甘味料てんこもりの清涼飲料水、おなかの調子を整えるカップ麺などなど・・・。
そういったものにだまされる人は、体にいいからと、そういうものばかり選んで買ってしまうのでしょう。
トクホのカップ麺だからと毎食それを食べたところで健康になれるわけがありませんよね。
ダイエットコーラに関しては、トクホのついていない普通のコーラの方がまだましという意見もあります。
コーラ自体が体によくないので、飲まないに越したことはありませんが・・・。
究極の選択としてどちらかを選べといわれれば私は間違いなく普通のコーラを選びます。
健康になりたければ、トクホなど利用せず、食品から栄養を摂りましょう。
痩せたければ、食べ過ぎないこと、運動すること。
楽して健康を買おうとする人が多いから、どんどん天下り官僚たちが喜ぶのです。
トクホばかり摂っているといつの間にか健康が失われ、大変なことになる可能性があります。
でもトクホは体にいいはずと思っているとそれが原因で不調だということには気づかないでしょう。
賢い消費者は、すでにトクホを避けて買っています。
これ以上、天下り官僚たちを喜ばせないようにしたいものです。
消費者一人ひとりが賢くならなければ、これからもどんどん危険なトクホが増え続けることでしょう。
賢い消費者が一人でも増えますようにと願うばかりです。